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NEW DESIGN ★ men's vest and trousers

 

きいらが産まれてからの初の作品です★
こちらはまたまた友達がオーダーしてくれました
彼は京都時代からお世話になっている京都ファイヤーパフォーマンスチーム遊火繋がりの友達でいつも素敵な演技で私たちを魅了してくれていました

そんな彼からのオーダーはトップとボトムのセットアップ
明確に様々なご要望を頂けたので、今回はイメージを広げやすかったです
トップはベスト、バックに刺繍かパッチワーク、それに合う裾広がりのパンツ。。。
色は黒か茶色で全体的にクールな感じ


ファイヤーパフォーマンスをするのにしっかりした綿100%の生地がいいとの事だったので
厚い目のコーデュロイを選びました

ボタンはネパール産バッファローの角です

ご要望どおりの紐で調節できるウエスト

裾にはベストで使用した生地を挟み込みました

そしてこのデザインで要となるのは何と言ってもバックのパッチ
一番最初はシープフェルトで↓の様なモチーフを作ってほしいと言われていたのですが
よく考えるとウール100%やしファイヤーで燃えてしまうやん!って事で却下。。。


という事でここのデザインを1から考え直す
今回ここの肯定が一番難しかった〜
彼にどんなのを届ける事ができるだろう?
彼はどんなパターンが好き?
どんなのが似合う?
彼といえば。。。
街を歩きながら、森を歩きながら、運河を歩きながらずーっと考えました
彼の演技を思い返す。。。
うん、彼を漢字二文字で表すならば『華麗』だ
彼の演技は『華麗』以外の何者でもない

鳥がいいな
鳥をモチーフにしよう

アトリエに戻り、進めていく
そして、うちのボートに飾ってるデコレーションを眺める


あれ? あれれれれ
生地をベストの上に置く度に鳥じゃなくなっていく。。。

木が出来てしまった!
服のデザインも含めクラフトっていうのは頭の中で考えてるだけじゃ進まないんよね
実際手を動かしてやっとその先に進める
今回もそう
鳥を作ろうと思って始めたのに出来上がったら鳥の一匹さえいやしない
でもこの木を眺めて彼の事を考えると。。。
う〜ん、どうだろう。。。
私は好きだけれど、彼がこれを来て歩いている所も想像出来るんだけれど、
彼の要望の中に「クールなイメージ」ってのがあった
それを思い出した時、この真っ黒のキャンバスの上には何も無くなっていたね


フリダシニモドル、次は何を作ろう。。。
クール、クール、クルクルクル。。。
曼荼羅や
やっぱり曼荼羅作りたいなぁ。。。
自分が好きな分野のデザインで勝負せんと
という事で再び手を動かしましたよ
まずはデザイン画を描いて、生地をチョキチョキして、置いて、直して。。。

出来た、これでいこう!

このデザインを形にするにあたって、インスピレーションを受けたのはこれ↓

なんと、海のTシャツでございます
このTシャツはよく出来てるよ〜
縫製する人にとってはとても興味深い一品になっております
ジグザグの使い方が凄く上手〜
これをモチーフにも取り入れよう!

縫製後の出来上がりがこちらです〜


納得のいく作品が出来上がった♪
いやぁ、息子がいて助かったなぁ 笑

トムさんにモデルしてもらいました〜









裏地にもこだわりましたよ
Fingal論では裏地はとても大事なのです♪




そしてオーダーを頂いた彼から着用写真が届いたので是非ご覧ください★




どうですか?
とってもカッコ良いし、よく似合ってる〜
嬉しい、嬉しい★
実際に見れる火(日)を楽しみにしております
ありがとう〜


Fingal



| NEW DESIGN 2014 | 05:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

バークス家の御産とボートの日常生活 〜後編〜




ボート生活はとても大変だ
今のボートには冷蔵庫があるけれど前のボートには無かったし、電子レンジ・掃除機・洗濯機など電力を多く必要とするものなんて勿論無い。それに加え暖房器具といえば薪ストーブだ
無論、私たちがこういう生活が好きで自ら選んでやってるんだけれど、ボートのエンジンが壊れたり色んな故障が重ったりすると正直参ってしまう
日本で何不自由無く便利なモノに囲まれて育って来た私にとっては中々の修行だ
ボート生活を始めて3年8ヶ月 この生活から身につけた一番の『力』は忍耐力だと思う



ガスはプロパン
電気はソーラーパネル
水は2週間に一度ボートをクルーズする際にボートのタンクに溜めておく

毎日パズルのピースをはめ込むかの様に沢山の事を考えながら生きていかなきゃいけないボート生活だけど、何が一番辛いかと言われると多分水に制限がある事だと思う
私たちはタンクに汲んで来た水を上手に使いながら2週間暮らさなければいけない
勿論シャワーなんて毎日浴びれないよ
トムには会社でシャワーを浴びてもらって私と海は一週間に二度だけ
暑い夏には近所の川に飛び込みに行く 私たちが洗う川上でも川下でもボートで暮らす人達が洗ってる。。。 
ここはボーター達のガンガーだね
それにしても日本人女性にとってたった週二回のシャワーはきつい
キャンプじゃなく旅中でもなく、日常生活なんだから温かいお風呂に入って疲れを落としたいものだ

そこであみ出した私の必殺技!
もう使わなくなった中華鍋にお湯をためて手ぬぐいで体を洗うの〜
〆は私と海で足湯を堪能する
何て気持ちがいいんだろう
中華鍋で足湯。。。最高の癒しの時間
ここ数ヶ月ほぼ毎日やってるよ
もうこんな小さな事にも感謝出来る様になってしまった
有り難い。。。

そう言えば前にトムママが話してくれた
トムのご両親は若い頃に馬を飼ってファームに住んでたんだけれど
そこでも水を十分に使う事が出来なかったそう。。。
「私たちのファームでもお風呂やシャワーが無かったから、やかんにお湯を沸かして
体を洗っていたのよ〜」
これを聞いた時は、トムママもかなりタフな女性だなって思ったけれど
今なら私にも『出来る』  
イギリスに来て、ボート暮らしを始めて『出来る』事が増えたんじゃないかなって思う
あぁぁ 有り難い。。。





バークス家に家族が増えた
今迄私たちはこうしてギリギリのお水でやりくりしてきたけれど
赤ちゃんがいる生活は更に水がいる
洗濯機も水も無い生活だから流石に布おむつ育児は断念せざるを得なかったけれど
こまめに服やスタイを変えたり、吐いてしまったらタオルは沢山いるし
煌が産まれてから私は毎朝必要なものを手洗し始めた
そして煌に沐浴もしてあげたい
ん〜 。。。 水が足りない。。。


そこでトムの出番
私たちは水のタンクを買う事にした
25Lタンクを5つ。更にフリマで40Lタンクを2つ買ったから
全部で180Lの水をストック出来る様にした
私たちのボートについてる水のタンクは約600L
私が一回のシャワーで使う水の量は約50L
わぁい、180Lもストック出来れば週三でシャワーに入る事が出来る♪
水が多くあるというのは心が満たされる
砂漠の中のオアシス
水って本当に大切◎


そして煌を迎えた直後トムが最初に動いたのは、冬場のボートを更に暖かくする事
うちのボートは薪ストーブが一台あるけれど、ボートの一番端っこにあるため
反対側の端っこはかなり寒く、湿気も凄い
そこでトムはボート友達の電気屋さん(&自称水道屋さんも出来る)を雇い、薪ストーブから
管を通し冬場一番寒いベッドルームが暖かくなる様に工事をしてもらった

この運河には頼りになる人達が多い
彼らはまるで泥んこ遊びの延長かの様に楽しそうにジャレ合いながらするべき事を進める
 
この時の工事で彼らがどこをどう触ったのか解らないけれど
シャワールームのウォーターパンプが以前より断然動く様になっていた
工事前はシャワーを浴びると、そのシャワー後の水をバケツですくって捨てなければいけなかったけれど、彼ら達のおかげでボタンを押せばボートから運河へ直接排水される様になった
これはかなり助かる
大きいお腹を抱え汚水を汲み上げるのは中々大変な作業だったからね
ボートが良い様に変わってきている
マイホームだけあって相性がいい
有り難い、有り難い。。。


そして何よりこのボート生活を始めてからキーポイントになっているのが断捨離だ
断捨離って本当に心がスッキリする
使わないモノがあればすぐにこれらを必要としてくれる所に回す 
何かを買う時も新品や高価なモノは滅多に買わない
それをしてしまえば断捨離がしにくくなるから
狭いボートで有意義に生活するには最低限の知恵が必要だ


どこかの誰かが言っていた
・苦い人生は無難な人生だと
る人生は有り難いんだと
私の困難・苦難に囲まれた無難じゃない人生、とっても有り難いんやなぁ。。。




私たちは後一年程でボートのローンの返済を終える
単純に言うと自給自足をすれば働かなくても生きていける生活がもう目の前までやってきてるという事だ
しかし、私たちは遠く離れた家族や友達に逢いに日本に帰りたいし、子供達に満足のいく教育の選択肢も与えてあげたい
『お金のない』生活はもう少し先延ばしにして今のうちはこのバビロンシステムと上手く共存していかないと。。。
それは新しい家族が増え私たちにも夢が出来てしまったからでもある
子供達が育ち、この狭いボートで暮らすのが難しくなった時、更に大きいボートが欲しい
もしくは今のボートをキープしつつ小さいボートを買って、そこをFingalのアトリエにする
最近は Fingal ソーイングレッスンを近所の友達に催させてもらってるから、このアトリエボートをレッスン教室に出来たらなんて素敵なんだろうなんて想像する
窓の外には白鳥一家や狐とウサギの運動会
その日の体調に合わせたハーブティーを飲みながら気の合う仲間とソーイング
今から楽しみで仕方がない
数年後の事なんてどうなるかわからないけれど
夢は口にした方が叶いやすいからここに綴っておこう





★★★ Photo by Mathew Eggleston ★★★



バークス家の御産とボートの日常生活 〜前編・中編・後編〜 にお付き合い頂きましてありがとうございました
皆様といつか世界のどこかで足跡が交差出来る日を楽しみにしています



Fingal


| Private | 05:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

バークス家の御産とボートの日常生活 〜中編〜

 
バークス家の旅が始まった


午前5時過ぎにトムからの電話でたたき起こされたサモーナがパジャマの上にガウンを羽織り、ボートの外で私たちを待っていてくれた
彼女の手には私の好きな紫の花、それに加え特別な意味を持つかの様な素敵な笑みで迎えてくれた
何を話したかは覚えていない
でもハグをしようとした時に5分間隔の陣痛がきたので、お腹を指さし
「It's coming...」と言ったことは覚えている
海を預けた後、私とトムは先を急いだ




午前6時半
助産院に到着する
部屋においてあったコップに紫の花を生けた後
まずはベッドに上がり助産師さんが子宮口の開きをチェックする
この時はまだ4㎝だった (ちなみに海の時はこの段階で6㎝開いていた)
これも男の子と女の子の違いか?
この子は私に負担をかけないためか、ゆっくり優しく出て来てくれている
助産師さんがいう
「あなた達は水中出産をしたいのね、でも水中に入ると御産の進みが遅くなるの。 ここに着いてから陣痛も弱くなっている様だからもう少しベッドの上で様子を見てくれるかしら」
「はい、わかりました」
とは言ったものの、私はプールに入りたくて仕方がない
それを我慢しつつもプールがある部屋の方を眺める
感づいたトムが口を開く
「水に浸かりたいんだね」
(うんうん、浸かりたい トムありがとう)


午前7時
助産師さんを説得し、何とかプールに入らせてもらう
(はぁぁ、落ち着いた。 やっと始められる)
でも確かに御産のスピードが遅くなった
陣痛の間隔も5分おきより長くなったし痛みも柔らかくなった
私たちはちょっと腑抜けになりながらも私たちスタイルの御産を続ける
そして徐々に陣痛が5分おきに戻り始める
この頃もまだ声は少ししか出ないくらいの陣痛の痛みだった


午前7時半
御産が急に進み、いきなり大声を張り上げるくらいの陣痛の痛みになる
強い子宮の収縮がきた、いよいよ本番だ
助産師さんもトムも慌ただしくなり、私は笑気ガスを吸い始める
私たちは機械もお薬も痛み止めも導入せず可能な限り自然出産をしたが笑気ガスだけは取り入れた
海の出産時ぶりのガスだったが、2回目だけあって上手く吸えた様に思う
この時に気がついたのは息を大きく吸って吐く時に赤ちゃんが出てくる事
これは出産を控える女性に覚えておいてほしい

赤ちゃんが大分おりてきた
助産師さんはもう頭が見えてるという
ここまで来ると次の収縮でいきんでねと言ってくる
とは言われても私はいきみたいと思えなかった
ゆっくり自然な流れ出てきてほしかったし、やり方が解らないのに加えて体がいきみたいと訴えた時にでないといきめないと思ったからだ
実際いきまずにいても御産は進んだ
そしてついに赤ちゃんが頭を出した
助産師さんがいきんで、いきんで!!と引っ切りなしにいう
赤ちゃんは、出て来ようとして引っ込んで。。。出て来ようとしては引っ込んでというのを数回繰り返した
(くるか? まだか? くるか? まだか??)
私は全くもって赤ちゃんのペースに身を任せた
しかし助産師さんが赤ちゃんの頭を触ってチェックをしたところ、あごの辺りが子宮口にひっかかっているからいきまなきゃいけないとの事だった
「But... I don't know how to push!!」
「トイレに行く時みたいプッシュするのよ!」
(え〜。。。 そんなんわからへん〜!)

でもそうは言ってられない
赤ちゃんのあごがひっかかっている
私は声を上げる作戦にでた
いきみ方がわからない分声を上げたら出て来るのでは。。。
「んぅぅぅ。。。あぁぁぁぁ!!!!」
トムが状況を教えてくれる
「Yes, coming! coming Rie!! That's it!! It's coming!!!!!!」
 

午前8:53
大島煌 Keyla Berks  生誕
「Keyla,,, Keyla... Keyla......」
私はまだ赤ちゃんの性別を知らなかったけれど、女の子だと信じていたため赤ちゃんを抱きしめながら 『Keyla』 と呼び続けた
トムは海の時同様に滅多に見せない涙を見せる
私は女性ホルモン全開でまるで天国にいるかの様な幸せオーラに包まれる

そしていよいよ性別をチェックする
女の子だった
これで十代の頃から夢描いていた『一人目は男の子、二人目は女の子』というのが形になった
やっと逢えたね♡
私はしばらく煌以外視界に入らず、トム以外の声は耳に届かなかった



トムと私でへその緒を切る 思ったよりもかなり固かった
私の方は海の出産時同様に出血がひどく、
「海の時は出血多量で出産直後歩いた時に倒れたから、今回はゆっくり歩くんだよ」
とトムに言われ、支えられながらベッドにもどり胎盤を出して4針縫った
カンガルーケアをし、Keyla の顔を眺めながら幸せの絶頂を噛み締める私たちに
ベイビーチェックを終えた後の助産師さんが告げる
「今日は妊婦さんが立て続けに産気づいているから、あなたの準備が整ったらシャワーを浴びて3時間後には帰路についてね」
助産師さんに言われた通り、Keylaとトムと最高の至福を味わう合間に
シャワーを浴び、帰る支度をしてお世話になった助産師さん達に帰る挨拶をした

トムの右手には煌が乗った車用のチャイルドシート、左腕には私
私の右腕にはトム、左手には紫の花
。。。海の元へもどる


再び満面の笑みを浮かべたサモーナがキッズを連れて迎えてくれた
私は花を見せてありがとうと言った
「陣痛中、この花を眺めてたよ」
「そう、そのために摘んで渡したのよ。梨絵の好きな紫の花」


そして海を抱きしめる
トムと煌と私も凄い旅をしたけれど一番頑張ってくれたのはこの人なのかもしれない




破水から始まって出産まで7時間
今回も素晴らしい経験ができた

ここで世の中の女性に声を大にして伝えたい
出産とは痛いもの、怖いもの、一度やったらもうやりたくないもの
などという情報、体験談が出まわっている
でもそれは必ずしもそうだとは限らない
妊娠中は沢山の事を我慢しなければならないし、色んな不安にかられるし、体は重くてしんどくなったり精神的に不安定になったりもする
陣痛が痛くないと言えば嘘になるけれど、その先に待ってるのは快感しかないよ
10ヶ月してきた我慢もしんどさも痛さもこの一瞬で忘れる
もしくはこれらを乗り越えてこその天が与えてくれた『幸』なのかもしれない


妊娠中は不安になる事が多いけれど、その不安さえも出来るだけポジティブに変えてほしい
精神力が鍛えられる試練/母親になる準備なのかもしれないね
そして出産を恐れないで



Keyla、ここに来てくれてありがとう
楽しい事を沢山しよう
私たちが貴女を守ります





つづく


★★★ Photo by Mathew Eggleston ★★★


Fingal

| Private | 05:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

バークス家の御産とボートの日常生活 〜前編〜

 


イースターホリデー(キリスト復活祭)にトムの実家へ帰った時に
「海はクリスマスに産まれたからもしお腹の赤ちゃんがイースターに産まれたら
私たちはもうクリスチャンになるべきねぇ」
なんてトムのお母さんが冗談まじりに話していた




5月8日 午前2時
出産間近の心意気(http://fingalism.jugem.jp/?eid=315)という記事をブログに綴ってから約5時間後に破水が始まる
もう寝ていたからベッドの上だった
何か出て来ている
匂いはない 
色もない
(。。。これは破水ってやつか?)
海の時は産まれる5分前に水中で破水をしたから、それがどういうものかこの時にはまだわからなかった
そしてこの状況を隣でスヤスヤ眠るトムに知らせてミッドワイフ(助産師さん)に電話をしてもらう
「わかりました。破水をしたら通常は一度状況を見せに助産院へ来てほしいのだけれど、あなた達はボートに住んでるのねぇ。。。 どうしたい?あなた達次第よ。 もし来たかったら来たらいいし、来たくなければ陣痛が5分おきになったら再び電話をください」
この時はまだ陣痛はきていなかった
「では、もう少し様子をみて陣痛が5分おきになったら又連絡します」

それから私たちは再び眠りにつこうとするが(いよいよか?)という興奮が収まらず中々それが出来ずにいた
そして陣痛がじわじわと始まり私が口をひらく
「いつでも助産院に行ける様に準備をしてソファで横になっておくね、海の時は陣痛が始まったらもうトイレから動くことが出来なかったから。。。」
「わかったよ」


午前3時 
私はベッドを出て御産用に準備していたバッグに最終必要なものを加え、洋服を着替えてソファに横になった
いてもたってもいられなくなったトムもソファにきた
「トム、悪いけれどシリアルを持ってきてくれない? 海の御産の時はブドウ2粒しか喉を通らなかったから今食べれる時に食べておきたいん。 出産は体力いるからね」
 
 とても早い朝食をとった後、私たちは陣痛の感覚を計り始める
「陣痛がきたら言ってくれるかい? 梨絵の陣痛はまだとっても静かに起っているから、いつきているのか僕にはわからないんだ」
「でも陣痛中に話すことができひんねん。 トムの指を貸してくれる? 陣痛がきたら指を握るな。陣痛の強さに合わせて指も強く握るから」
「わかったよ」

 陣痛の間隔が7分の時間が妙に長かった
今回の陣痛は海の時と違ってとっても優しくてゆっくりだった
声を出さなくても平気なくらいの陣痛
「トム、この子女の子や」


午前5時
陣痛が5分間隔になりトムが助産院に電話する
「わかりました、それでは来てください」


ボート生活は2週間に1回クルーズしなくてはいけないというルールがある
でも出産を控えたボートには3、4週間同じ場所に停泊してもいいという特別な掟があり
私たちがこの時に停泊していた場所から車迄は歩いて2分くらいの所にあった



トムは大きなお腹をかかえた私をまず車迄連れていって助手席に座らせた後
走ってボートに戻り、海を起こしてパジャマのまま車に抱きかかえてきた


午前6時
事前に計画していた通り、海を親友家族のボートに預けにいく



海、頑張るからね!
ちょっとの間待っててや★


つづく


★★★ Photo by Mathew Eggleston ★★★


Fingal




| Private | 05:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

Fingal モデルズ!!

 

横浜で都丸工房を営む素敵なお姉さん★ 
昨冬、即完売したフリースコートを着用されてます!



上下 Fingal コーディネートでなでしこコーラス隊のコンサートに挑んでくれた、ゆみちゃんです★
クレイジーパンツ/http://u-k-a.ocnk.net/product/1361



ドレスのシルエットが素晴らしい!
ひろみちゃん、とっても似合ってます★
オーガニック野菜染ドレス/http://u-k-a.ocnk.net/product/1360
中学時代の友達の娘&息子さんに作らせて頂きました★



中学時代の友達の息子さんに作らせて頂きました★
仮面ライダー?のポーズらしい。。。w


中学時代の友達の娘さんに作らせて頂きました★





お客様から届く作品の着用写真は本当に嬉しい!
満面の笑みで眺めてます★


Fingal
| Fingal news | 05:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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